たまに人間やめたくなるよね
週刊文春って恐らく読むのは初めてじゃないと思うんだけど、かと言って自分でわざわざ買う雑誌じゃない。
文春砲、文春砲って言われてたし、すごいポピュラーでメジャーなのはわかるんだけど誰が買ってるのかなと思ってパラパラめくってたら、男性機能を高める系とか胃薬の広告が多いように思った。おじさんが読む雑誌なのかな。どうやら文春砲って言われてるのは文春オンラインって媒体のほうのようだ。雑誌よりネットのほうがタイムリーだし、インタビューもそのまま動画載せられるもんね。
居るのはつらいよの東畑開人さんと壇蜜さんが対談してると聞いて週刊文春買ってきた。
ちなみに小室圭さんの学生時代のいじめの加害者だった、って記事がトップの記事でした。
わたしが読もうと思った対談は、『総力特集 コロナ時代の生き方』って特集のひとつ。池上彰さんと尾身会長の対談も載ってる。
わたしはなれるものなら壇蜜さんみたいになりたいって、結構ずっと思ってて、あんまり人間っぽくないところにすごく惹かれる。そもそも芸名の“壇蜜”が結構人間を放棄してる……、仏様へのお供物って意味だし、ちょっと俗世から線を引いてる感じが伝わってくるし、あぁいう顔の観音様とか彫られてそうな気がする。羨ましいな、と。
元々は東畑さんの心はつらいよという連載の、新春スペシャル対談。
(この文春は12月31日・1月7日合併号)
コロナでココロが疲れたら…、って内容なんだけど、ちょっと癒された。
ひととひととの関係性の中で生きていくのがつらいときもあるし、それが救済につながるときもあるから、やっぱり大切なのはバランス感覚なんだろうなと思う。
コロナ禍の時代になってずっと綱渡りで生きてる感があって、たまに比較的足場が安定して吊り橋くらいになるときもあるし、そうかと思えば視界を遮られて目隠しをされたりすることもある、強風が吹くこともある。
綱から落ちないことを考えてたけど、ひょっとしたら落ちた先にも道はあるかもしれないね。死ぬかもしれないけど。