11.終末期ケア専門士を受験します

皆さんご存じ、元葬儀屋の在宅看護師です。

今の職場は在宅ホスピス推しで、終末期の利用者さんも常にいる感じ。

Twitterでこの資格のことを知ったので受験してみようかと思って、今勉強中です。

 

日本人は特に、死をタブー視する(死は敗北、死は穢れ、死は終わりという考えもある)民族らしいです。死のことを語ることに関しては、明らかに葬儀屋さんのほうが楽です。葬儀の相談がしたい、はなしが聞きたいってわざわざ来てくれてるので、亡くなってから通夜葬儀の流れ、気になる料金の話、会葬者やお坊さんは呼ぶのかなどのこういうことを事前に決めておくとスムーズ、みたいなことを話していました。タブーもなにもない、本人にせよ家族にせよ、ある意味ドライに死のはなしができるのです。

そう、葬儀屋さんが出来るのは『亡くなってから』のことだけなんですよ、当たり前だけど。亡くなる前のことに介入することは葬儀相談に乗る以外にはないわけです。

これは何度も話してるけど、死んでから関わりを持つよりもどう考えても今生きてるひとが徐々に衰弱していく、亡くなっていく過程をそばで見て(看て)いることのほうが辛い。来る度にチアノーゼで紫色になっていく指先だったり、弱くなっていく呼吸だったり。がんばっているひとの近くで、死について考えましょう。って言うのは、酷。

今元気なひとなら『縁起でもない!』『今はまだそんなこと考えられない!』って、明るく突っぱねられてそれ以上なにも言えなくなってしまうことも、しばしば。

 

終末期ケア専門士をとろうと思った理由は、取り敢えずハクが欲しい、以外の何物でもないです。

今やっと職場にも仕事にも慣れてきて、色々、例えばご家族のグリーフケアが必要だな。ちょっと顔出したり、話を聞いたほうが良いのでは?と思う場面があっても、よくよく考えるとそれが直接利益になるわけではない(むしろ手ぶらで行くわけにもいかないしお花やお線香で持ち出しが出る?)しと思って提案ができなかったり、利用者さん本人が永遠に生きてると思ってるんじゃないかと思うご家族に対して、今後もしトイレに自分でいけなくなったら?寝たきりになったら?って少しずつでも意思決定を促していくことが必要だな。と思っても今まで築いてきた事業所と利用者さん・ご家族の関係性にヒビが入ったらどうしよう。みたいなことを考えてしまって、あんまり積極的に舵取りをしてこなかったんですね。ステイブル、現状維持。それはそれで大事だと思うんです。たかだか新人ですし、大ベテランの先輩からしたらまだまだ若輩者です。

言葉の重みや信憑性を増すため、それが理由。ハクをつけたい、って思った。すぐには難しくても、『終末期ケア専門士として今後実践していきたいです~!』みたいなことを伝えていければ良いかと思う。

取るだけで満足しないで、どういう風に使っていくかを思い描けたからがんばろうと考えた。

さぁ、やるぞ。

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11.終末期ケア専門士を受験します” に対して3件のコメントがあります。

  1. ゆか より:

    終末期ケア専門士、私もそういうところで働いているので、そのうち勉強したいなと思っています。
    頑張ってください!

    1. のぞみ より:

      ゆかさん
      コメントありがとうございます!
      がんばります!

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